GALVANIZE gallery

GALVANIZE gallery : GALVANIZE (ガルバナイズ)の意味:電気を通して刺激する、治療する。駆り立てる、活気づける、活性化する。トタンを英語で、galvanized ironやGalvanized sheet。Luigi Galvani(イタリアの解剖学者1737~1798)の名前から来ている。オーナーが電気屋さんである、建物の外観がトタンである、街の活性化の三つからGALVANIZEに決める。Reborn-Art Festival 2017参加アーティストの有馬かおる企画によりスタート。

2018/02/06

山形藝術界隈展 ー山形藝術界隈展〇五

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ついに『山』が動く!!。

2/9(金)より、山形藝術界隈(東北芸術工科大学の卒業生、在校生を中心に集まっているグループ)による年間山形藝術界隈展(一年間のプロジェクト)が GALVANIZE gallery (石巻のキワマリ荘1F)で始まります。

始まり:
リボーンアートフェスティバル2017の時、水戸のキワマリ荘の搬入の手伝いで来ていた白丸たくトさんに出会ったことだ。そこで、山形藝術界隈〇四のチラシ(そのチラシのデザインも最高!!)をもらう。その後、参加作家を調べて見たら面白い。そこで、白丸さんに作家各自の作品資料をお願いする。やはり各自がもの凄くクオリティが高いし、何より!!チームのバランスが凄くいい。このチームがバラバラになる前に何とかしたい。バラバラになったら、せっかく山形(東北)で生まれた独特のあり方が霧散してしまう。関東で消費されて終わってしまう。と、勝手に思い込み、白丸さんに相談。そして、始まる。石巻市でアートに関心を持つ人たちが、多く通うことになるであろう大学が東北芸術工科大学であるから、この街との関係も浅くない。

山形藝術界隈:
「東北画は可能か?」、「山形ビエンナーレ」の環境の中で、サバイブし飛び立つことになります。このプロジェクトは、とても素晴らしい結果を生み出しています。それは、彼らの作品を見ればわかります。

さあ、彼らの新しいプロジェクトが始まります。
一年後、彼らを待つモノは何か、
彼らが、どういう「答え」に辿り着くのか、
一緒に見ていき見ませんか!?


GALVANIZE gallery代表 有馬かおる





山形藝術界隈展〇五
年間山形藝術界隈展(石巻のキワマリ荘 プロジェクト)のご案内
本展覧会は、有馬かおるが企画するキャラリー「GALVANIZE gallery」(石巻のキワマリ荘 1F)にて、山形藝術界隈が1年間を通して企画・展示を行なうプロジェクトの初回展示となります。
※山形藝術界隈展〇五/〇五・五展チラシPDF
http://geijyutsukaiwai.org/download/gkw_05-055_leaf.pdf
●展覧会概要
展覧会名: 山形藝術界隈展〇五
会期: 2018年2月9日(金)~4月1日(日)
会場: GALVANIZE gallery(石巻のキワマリ荘 1F[ 宮城県石巻市中央2-4-3])
開場日時: 会期内の毎週金・土・日曜/11:00~18:00 (※会期中の開場日時は変更する可能性がございます)
入場料: 無料
主催: 山形藝術界隈
協力: 有馬かおる(GALVANIZE gallery)
後援: yukiaisaime、山形藝術界隈友の会
企画: 山形藝術界隈、halken LLP
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●山形藝術界隈と有馬かおる
山形藝術界隈(2016-)は、山形ビエンナーレ 2016 期間中に開催されたアートの市「芸術界隈」(ディレクター・三瀬夏之介)から派生した芸術運動体です。絵画・音楽・パフォーマンス等それぞれの表現活動を行なうメンバーが集まり、既存の枠組みに捕われない新たな作品制作・発表のあり方を模索する実験的な活動を行なってきました。昨年(2017年)は、山形・ミサワクラス、山形・白鷹町文化交流センター、東京・新宿伊勢丹(ISETANニューアーティスト・ディスプレイ)、山形・鶴岡アートフォーラム(東北画は可能か?/三瀬夏之介個展 関連企画)での各種展示を行ないました。
REBORN ART FESTIVAL 2017(以下:RAF2017)参加アーティストの有馬かおる(1969-)は、RAF2017終了後も石巻に残り多目的スペース「石巻のキワマリ荘」を運営しています。有馬は過去にも「犬山のキワマリ荘」(愛知・1996-)、「水戸のキワマリ荘」(茨城・2007-)の立ち上げ・運営に携わり、地方におけるアーティストの自立システムの構築をいち早く実践してきた人物でもあります。
2018年2月から1年間の予定で実施される本プロジェクトは、地方都市・山形におけるアーティストの自立の可能性を問う実践(アートの市「芸術界隈」)から派生した運動体である山形藝術界隈と、地方におけるアーティスト自立システム構築の実践者である有馬との必然的な出会いから生まれたものとも言えます。
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●山形藝術界隈友の会
本プロジェクトをきっかけにして、「山形藝術界隈友の会」を発足します。これは、地方都市におけるアーティストの自立可能性を「経済」の側面から試みる新たな実践です。アーティストが自立するために必要な経済活動(=金銭による報酬を得ること)を「壺」というシンボルを使い可視化するこの試みは、「ファンディング」の仕組みを取り入れた極めて具体的な取り組みです。
壺は元来、食糧の貯蔵や水や酒などの飲料の運搬に使われる道具ですが、装飾品とすることを目的として作られる場合も多く、古くから美術作品としても親しまれてきました。一方で、霊感商法など実態価値のないシンボルとしても壺は良く知られた存在でもありますが、芸術・美術そのものも様々な状況下においては、実態価値のないものとして認識されることも多々あります。
このような価値の揺らぎが激しい芸術・美術のフィールドにおいて、そしてその理解者が絶対的に乏しい地方では、どのような経済活動(=アーティストの自立)が実践できるのでしょうか。「ファンディング」という具体的な経済システムの仕組みを取り入れながら、地方におけるアーティストの自立について、展覧会と平行して考察していきます。
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●プロジェクト参加作家(2018年1月現在) ※★印の作家は「山形芸術界隈展〇五」に参加
大槌秀樹/おおづち・ひでき ★
1981年 千葉県生まれ。東北芸術工科大学大学院修士課程実験芸術領域修了。大学院修了後、廃旅館をリノベーションしたオルタナティブ・シェアアパート「ミサワクラス」で、同世代のアーティスト・写真家・音楽家・建築士等と共同生活を開始。身体と物質、記憶と場、事実と虚構などに着目し、行為から生まれる事象を映像や写真、パフォーマンスなどで表現している。現在は空洞化した中心市街地の〈廃墟〉、深夜の〈駐車場〉や〈公衆電話〉、身近な山に存在する〈消滅集落〉や〈廃村〉を舞台に、時間帯による境界線や物理的な境界線上(エアポケット)での行為の記録や、実在する無人の風景を目の前に、様々な情報や要素を渾然一体として扱った制作活動を行う。
https://twitter.com/zuchimekko


後藤拓朗/ごとう・たくろう ★
1982年 山形市生まれ。東北芸術工科大学美術科洋画コースを卒業後、美術非常勤講師として勤務する傍ら、山形県白鷹町のアトリエにて作品を制作。オープンアトリエを中心に発表活動を行う。マスメディアやインターネットを通じて得られる情報と身辺の生活風景との結びつきを探り郷土画として表現した油彩作品などを制作している。
https://twitter.com/takurogoto


根本裕子/ねもと・ゆうこ ★
1984年 福島県生まれ。陶芸家。東北芸術工科大学大学院修士課程陶芸領域修了。在学中より和太守卑良氏に影響を受ける。手びねりによって制作される作品の多くは動物の形を借りた架空の生き物で、時間の痕跡となるシミ、皺、たるみを陶土に刻み焼成される。その他、お守りと称した作品制作や、「SANZOKU」名義でオブジェ的な食器を展開している。主な個展として「─陶 幻想のいきもの─」(INAXギャラリー・東京/2010年)、「どこまでいっても物体」(TOKIO OUT of PLACE・東京/2017年)、「N.E.blood 21 根本裕子展」(リアス・アーク美術館・宮城/2017年)など。現在、福島県の自宅で作陶。

是恒さくら/これつね・さくら
1986年 広島県生まれ。美術家。アラスカや東北で先住民、捕鯨文化、漁労文化等のフィールドワークを行い、造形やリトルプレスを通して異文化間の価値共有の可能性を探っている。2010年 アラスカ州立大学フェアバンクス校卒業。2017年 東北芸術工科大学大学院修士課程地域デザイン研究領域修了。個展に「沖語り ―オキガタリ―」(Open Letter・東京/2017年)、グループ展に「新・今日の作家展2017 キオクのかたち/キロクのかたち」(横浜市民ギャラリー・神奈川/2017年)など。
https://twitter.com/sakurakoretsune

久松知子/ひさまつ・ともこ ★
1991年 三重県生まれ。画家。現在、東北芸術工科大学大学院博士課程在学中。日本の近現代美術の歴史・制度、言説などを題材にした絵画を中心に制作している。2015年 第7回絹谷幸二賞奨励賞、第18回岡本太郎現代芸術賞岡本敏子賞受賞。2018年 大原美術館によるアーティストのレジデンスプログラム「ARKO2018」に招聘決定。
https://twitter.com/hisamatsutomoko

白丸たくト/しろまる・たくと
1992年 兵庫県生まれ。2014年に自主レーベル“TRIP CHILDS RECORDINGS”を設立と共に活動開始、現在までにカセットテープ3本、CDR1枚をリリース。「2015年にLOS APSON?がビビビっ!ときた作品の年間50選チャート!!!!!!!!!!!!!!!」で初期ローファイ作品2本が40位に選出される。2016年より関西から山形に拠点を移し、数々のライブ企画の立ち上げや山形藝術界隈展への参加など、活動の幅を広げてゆく。また同年、詩人の詩に曲を付けるというスタイルで弾き語りを開始。2018年に初の弾き語りアルバム「つぶらなりけりかのひとみ」をリリース。現在は茨城県水戸市を拠点に活動中。あらゆる環境に身を置きながら、アートと音楽、ことばとノイズ、生活と創造のボーダーをゆるやかに越えうる表現を日々追求している。
https://twitter.com/shirootkt


工藤玲那/くどう・れな
1994年 宮城県生まれ。東北芸術工科大学美術科洋画コース卒業。自分を含めた人の環境への反応と情緒に興味があり、特に異なるカルチャー同士が出会ったときに起こるかもしれない超爆発を希求。様々なメディアで作品を展開している。個展に「anima」(POST Gallery 4GATS・東京/2017)など。
https://twitter.com/madam____killer
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●山形藝術界隈に関する情報・お問い合わせ
本プロジェクトおよび展覧会、「山形藝術界隈」「山形藝術界隈友の会」に関する詳しい情報は、山形藝術界隈のFacebookページ、twitter、ブログなどをご確認ください。また、ご質問やお問い合わせはプレス担当:halken LLP(ハルケン)までご連絡ください。
山形藝術界隈Facebookページ:https://www.facebook.com/geijyutsu.kaiwai
山形藝術界隈twitter:https://twitter.com/geijyutsukaiwai
山形藝術界隈ブログ:http://blog.geijyutsukaiwai.org/
お問い合わせ:halken LLP 〒990-0823 山形県山形市下条町2-3-22 t. 023-665-5500 m. info@geijyutsukaiwai.org
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2018/02/09~04/01 山形藝術界隈展〇五:




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